おはようございます、完全に流れが変わった一週間でしたね。
- ダウ:37,305.16
- S&P500:4,719.19
- ナスダック:14,813.91
- 日経平均:32,970.55
- FOMCではパウエル議長のハト派発言が目立つ
- 長期金利大幅低下
- ドル安円高
- 押し目なんてなかった
今週のS&P500
まずは一週間のヒートマップを見てみましょう。
全体的に緑が目立ちますが全てではありませんよね。
- GAFAMは弱い
- METAはCEOが自社株を売却
- GOOGLは自社製AIを発表するも発表延期の影響が残りマイナス
- PGがリストラに伴う費用計上で大きく下落
- COST決算クリア&特別配当
- ORCL決算クリアするも成長鈍化懸念
- TSLAドル安恩恵
総括するとGAFAMに代表される大型銘柄の勢いは思ったより強くないということですかね。
利下げの見通しがあるなら小型株グロース株に妙味があるのかもしれません。
経済指標は悪くない数値
今週はFOMC以外にも二つの指標がありました。
- 消費者物価指数
- 小売売上高
まずは消費者物価指数です。
予想が0.0%に対してですので上振れではあります。
続いて「小売売上高」です。
こちらも予想-0.1%に対して上振れでした。
ただしマーケットはこれらを「悪い」とは見ていません。
少し前なら上振れは景気が強すぎるサインで、利下げが遠のくことから株価は大きく下落していました。
しかし今皆が考えていることは予想に対して大きく下振れて不景気が確定すること、つまりFRBが慌てて利下げするリスクです。
利下げは株価にはプラスですが、0.5bpのように一気に利下げするような事態を市場は望んでいません。
コロナショックのようになっていまいますからね。
つまりFRBも市場も緩やかな景気後退(ソフトランディング)を熱望しているわけです。
賃金インフレが低下しつつ景気が維持できるならそれに越したことは無いでしょう。
大注目のFOMC
木曜日にFOMCがありましたね、注目すべきは大きく二つです。
- 利上げ見送りが3会合連続
- 次年度の利下げについて言及
利上げを3回も見送りました、パウエル議長は政策金利は今がピークと発言しています。
勿論まだまだインフレ勝利宣言はしていませんし、追加利上げの可能性に関しても言及しています。
ただ今回は今までと違い、次年度の利下げに関して言及があったのです。
これに市場は大きく好感、債券は買われドルは売られ株価は上がりました。
翌日他のメンバーが「そんな話はしていない」とか言っていましたが、市場はスルーしているようです。
総括すると、FRBは利下げタイミングを考え始めている。
不景気にはしたくないから、どこかで25bpの利下げをしたい。
こんなところでしょうか。
今後の投資方針
正直指数ならなんでも良いでしょう、欲張るなら小型グロース株を狙いましょう。
- VOO:S&P500
- QQQ:ハイテク
- VTI:米国全体
- VT:全世界
- VBK:米国小型株
- VIOG:米国小型グロース600
- FM:新興国
特にAI関連銘柄は素晴らしいのではないでしょうか。
- MSFT
- GOOG
- NVDA
- IOT
- MDB
- S
- DDOG
- NET
ただしAIでしっかり稼げている銘柄にして下さい、そして決算ミスした銘柄はやめときましょう。
やっべぇ下がり方します。
それでは本日はここまでです、一週間お疲れ様でした。