おはようございます。
9月のFOMCでは利上げ無し
追加利上げはデータに基づき慎重に判断したい。
経済活動が堅調なペースで進んでいないことが証明される必要だ。
労働市場はタイトである。
失業率は上昇して3.8%、求人数も減少している。
FOMCの参加者はインフレの圧力は緩和されるだろうと予想している。
インフレ率は緩やかに低下、しかしインフレ率を2%にするためにはまだまだかかる。
FRBは米国民のために物価の上昇を抑える。
5.6%の金利水準が適切である。
2025年の終わりには3.9%になるだろう。
今後もFOMC会合ごとに意思決定を行う。
パウエル議長質疑応答一部抜粋
Q:金利が今の水準で十分では無い理由は?
A:FFレートを5.4~5.5に維持することを決めている、まだインフレがどうなるかはわからない、我々が求めている適切な水準になるまではもう少し見極めたい。
Q:インフレ率を2%に戻すには経済がトレンドを下回る必要があるが。
A:まずは労働市場の軟化が必要、失業率は大きく上昇することはないが、少しは上昇するだろう。
経済は成長している、我々はソフトランディングの道へ進んでいる。
Q:ソフトランディングが基本シナリオ?
A:一番理想だが、そこにたどり着くのは難しい。
可能性の一つとして言っているだけ。
Q:なぜまだ利上げする余裕を残しているのか
A:インフレ率を2%に低下させるため。
今までは急いで利上げしたが、今後はもっと慎重に判断する。
要はまだ油断できないということですね
インフレ率はまだ高く、経済も強い。
FRBとしてはそりゃ手綱を緩めるわけにもいかないでしょう。
ただ去年のような急速な利上げはもう終わりました。
後は必要に応じて対処するでしょうから、FRBのインフレに対する仕事はほぼ終わっているのでしょうね。
利上げの影響は後から出てくるので、やはり景気後退は次年度以降なのではないでしょうか。
米国株が全体的に下げたので、今日は日本株も大きく下げそう。
では今日も一日がんばりましょうか。
それでは。