「高配当株式投資てどうやるの?」「不労所得に興味がある!」といった人のために書きます。
疑問が無くても高配当株式投資がどんなものか知っていただけると嬉しいです。
ちなみに私は高配当株大好きです!
高配当株式投資とは、配当利回りが高い企業の株式に投資することで、安定した配当収入を得ることを目的とする投資方法で、いわゆる不労所得を得ることができます。
配当利回りとは、企業が1株当たり支払う配当額をその株価で割ったもので、一般的には3%以上の配当利回りをもつ株式を高配当株とみなします。
配当利回りは年利ですので、単純計算ですが年利3%なら100万円ぶん買えば3万円の配当です。
配当で得られる収入をインカムゲイン、株式の価格変動での売買で得られる利益をキャピタルゲインと言います。
はじめに
株式投資にはリスクがあるが、高配当株であれば比較的安定した収益が期待できます。
普通の株式投資(個別銘柄)は、株価変動や配当の支払い可否などのリスクがあるため、安定した収益を得ることが難しいです
高配当株は配当収入の安定性が高くなります、株価が割安になっている場合が多いため、割安な株価で投資することができます。
また、企業の業績が改善した場合には、株価の上昇が期待できるため、キャピタルゲイン(株価上昇益)の期待もできます。
高配当株式投資はキャピタルとインカムの両方を狙うことができるのが素晴らしいところです。
高配当株とは?
株主に対して配当金を多く支払う株式のことを言います。
一般的には、年間配当金が配当利回り(配当金÷株価)が2%以上の株式を指しますが、定義は投資家個人によって異なる場合があります。
日本株で皆さんが知っている銘柄を少し挙げます。
※利回りは2023/02/24日時点の数値です。
- 2934 日本たばこ産業(JT)利回り6.72%
- 5020 ENEOSホールディングス 利回り4.74%
- 4452 花王 利回り2.95%
- 8591 オリックス 利回り3.57%
- 8306 三菱UFJ 利回り3.32%
どれも高配当投資家から人気の企業で、買い増しチャンスを虎視眈々と狙っています。
高配当株のリスク
高配当株のリスクを解説します、実は高配当ならなんでも良いわけではありません。
高配当株は、業績が安定していることが求められますが、そのような銘柄は限られているため、銘柄選びが重要です。
また、配当利回りだけに注目して銘柄を選ぶと、企業の実力や将来性を見誤ることにもつながります。
約3%以上で高配当と解説しましたが、世の中にはぶっとんだ利回りの銘柄も存在します。
いやぁー利回りだけ見ると飛びつきたくなりますよね(笑)、上記の銘柄はすべて海運業の会社です。
決算で増収増益を発表したりと業績が良い時は配当を出してくれますが、配当を出さないもしくは減配する年もでてくる可能性があるので要注意です。
高配当株の選び方
簡単です、しっかり利益を株主に還元することを重視している会社を選んでください。
単純に高配当では無いです、理想は毎年自社株買いを行ったり増配している会社です。
(4452)花王は利回りは低めですが、コロナショック時でもちゃんと増配してくれています。
つまり毎年増配もしくは現状維持で配当をだしてくれている企業を買いましょう。
キツイこと言うと配当目当てなので、配当を出してくれない会社には用は無いのです。
高配当株投資の実践方法
選び方でも触れましたが、毎年自社株買いを行ったり増配している会社を中心に買っていきましょう。
注意点は大きく二つ
- 配当性向
- 財務体質が健全
配当性向とは
企業が稼いだ純利益のうち、配当に充てる割合を指します。
100万円の純利益があり、50万円を配当にだせば配当性向は50%です。
配当性向は高いから駄目、低いから駄目というわけではありません。
高い会社は稼いだ利益を株主に与えているため成長は緩やかですが、他には負けない安定した収益の碁盤を持っていることが多いです。
低い会社はその分自社事業の拡充や投資に使用している場合が多いので、利回りは低いけどこれからも成長が見込める会社という考えもあります。
配当性向はこちらのサイトで調べることが可能です。
財務体質が健全かどうか確認する
損益計算書や貸借対照表を見ても良いですが、面倒という方はキャッシュフローの確認をして下さい。
キャッシュフローは3つあります。
- 営業
- 財務
- 投資
営業キャッシュフローを特に確認してください、本業でどれだけ稼いでいるかがわかります、プラスが基本です。
マイナスなら何かおかしいと感じてください。
- 売上低迷
- 無駄な経費多すぎetc
まとめ
高配当株式投資は持っているだけでお金がちゃりちゃり入ってくる楽しい投資です。
投資するお金が無いという人もいるかもしれませんが、1万円からでも投資できる高配当銘柄はありますので安心してください。
ただ銘柄を選ぶ時は高配当というだけで経営状態が不安定な会社は避けましょう、いきなり配当停止のリスクがあります。
堅実な経営をしていて、尚且つ毎年配当を出している株主を大切にしている会社を選択しましょう。
銘柄に関してはまた別の機会にまとめます。
それでは!