木曜日金曜日と大きく下落しましたね、明らかにシリコンバレー銀行の問題が影響しています。
さて、本日は今後の投資戦略をどうするかというお話を投資素人ながらしていきます。
過去記事張り付けときます。
こういう時いつも思うのは、「もっと私に入金力があれば!!!」これですよ。
フルインベストの弱点はこういう時にでますよね。
株安ドル安のおかげで私のPFボロボロですがな、ETFは長期なので別に良いのですが個別銘柄はちと厳しい状況です。
ということで月曜日からは少しPFのリバランスをしていこうと思います。
それではまずシリコンバレー銀行のことから話していきます。
シリコンバレー銀行の問題
シリコンバレー銀行が危ない!からの破綻、圧倒的早さでしたね。
こちらの銀行は債券に投資していたんですよね、それ自体は普通の方法です。
ただ時期が悪かった、金融引き締めにより債権価格が下がり、顧客が預金を大量に引き出したことが大きいです。
破綻によりどういったセクターに悪影響が出るか予想しますね。
シリコンバレー銀行の融資先
シリコンバレー銀行の主な融資先は、テクノロジーやライフサイエンスを中心としたスタートアップ企業やベンチャーキャピタル(VC)です。
シリコンバレーをはじめとする世界中の主要なテクノロジーハブにオフィスを構え、テクノロジーやライフサイエンス分野のスタートアップ企業やVC、投資ファンド、成長企業などに融資や銀行業務を提供しています。
投資を控えた方が良いセクター
スタートアップなのでIPOした企業やハイテクセクターは要注意かもしれません、キャシーウッドのARKKも辛いでしょうね。
また、預金残高が少ない地方銀行は売られる傾向が強そうです、金融セクターからは少し距離を置きましょう。
しかしある程度下がったら、(V・MA・AXP・WFC・BAC)等の優良銘柄は狙い目になるでしょう。
景気鈍化ということでエネルギセクターも少し雲行きが怪しいので、私も持っているエネルギー銘柄を半分くらい利確(損切)しようと思います、中国が経済再開したので特需期待していたのですがねー。
ただウォーレンバフェットは最近OXY(オクシデンタル・ペトロリアム)買い増ししてました。
バフェットは超長期で見ているはずなので、短期の下落は気にしない方向なのでしょうか、安定して利益を出している会社なら問題無いのでしょうね。
オクシデンタル・ペトロリアム (Occidental Petroleum Corporation)【OXY】の株価材料最新ニュース - 株探(かぶたん)|米国株
経済再開銘柄も苦しい?
旅行関連銘柄も気になりますよね、ここ最近は航空やホテルの銘柄は強かったのですよ。
例えば航空リーダー銘柄DAL(デルタエアライン)の日足チャートです。
木曜日と金曜日はさすがに下げていました、しかし今消費者は物では無く旅行サービスにお金を落としているので、一般消費財に比べると先行きはそれほど悪くないのかもしれません。
クルーズ銘柄も上げてくれないかなー
クリプト関係も要注意
シリコンバレー銀行は、クリプト関係のスタートアップ企業にも多くの融資を行ってきました。
特に、ブロックチェーン技術や仮想通貨関連のスタートアップ企業に対して積極的に融資を行っており、クリプト関係の融資額は数億ドルに上るとされています。
クリプトと言えば仮想通貨、仮想通貨と言えばビットコインですよ。
株価と同様に下げてますよね、仮想通貨はボラが激しいうえに米国証券取引委員会(SEC)にも目をつけられているので、PFに組み込む際には10%以下にとどめておきましょう。
自分は今後どうするか
基本的に投資戦略は変わりません、米国ETFを軸に個別銘柄はしっかり利益を出している会社を選ぶです、設立して間もない会社や今流行のAI会社は買いません。
ただ今回は不況が進みそうなので新興国ETFの比率を増やすかもしれないです。
その前に少しPFリバランスから始めます、その後ETF重視のPFを組む予定です。
私のリバランスルール
個別銘柄で欲をかくとしっぺ返しくらいますので、今は控えていこうと思います。
投資を控える必要無し
シリコンバレー銀行が破綻したことにより、不況到来(リセッション)が近づいているのがわかります。
いつだって不況は銀行の倒産等で始まります、債券(貸した金)を回収できないからです。
しかし現在長期金利は大きく下落し、不況は投資のチャンスなので私は積極的に買いにいこうと思います。
具体的に何を買うか
ドル安が進むので米国株だけで固めるのはちょっと苦しいと思います、ドル高の内に円建て資産でも良いのですが、過去記事でも触れましたように全世界に分散できるVTや新興国株式も買っていこうと思います。
また不況到来となれば、ゴールドも見直される可能性があります。
まとめ
3月2週目は投資家にとってなかなか厳しい状況が続きました。
FRBパウエル議長は上院委員会では「更なる利上げの準備がある」とタカ派発言し、市場は悲観的になりましたが、翌日下院では「まだ何も決まってはいない」とし今後の経済指標次第というどちらでもないスタンスを示しました。
今回のように大きく下げた時は心理的につらいですが、皆が悲観になっている時こそ買いのチャンスだと考えております。
週明けも少し市場が揺れるとは思いますが、不況到来が近づいているのであればFRBも金融引き締めを緩めざる負えないので気にせず投資していきましょう。
それでは、3月3週目も頑張っていきましょう。