遂に楽天証券でもきましたね。
日本株の単元未満株取引!
他のネット証券でも単元未満株取引はやっていますが、自分が利用している証券会社で始まるのは素直にうれしいです。
今までは大企業の株主になるにはまとまった金額が必要でしたが、この制度が始まればあなたも少額資金で大企業の株主になれちゃいます!
- トヨタ自動車 ¥1,884
- 任天堂 ¥5,158
- SONY ¥11,545
- ファーストリテイリング(ユニクロ) ¥28,200
※2023/03/03取引終了時の価格です。
今までは単元未満株取引が採用されている米国株ばっかり買ってましたけど、これからは日本株も買っていきたいですね。
それでは単元未満株取引を解説していきます。
単元未満株取引とは
単元未満株取引とは、1株の株式の最小取引単位である「1単元(通常は100株)」に満たない数量の株式を購入することを指します。
つまり、1株から99株までの数量の株式を購入することができます。
今までの国内株式取引では1単元以上の数量の株式を購入する必要がありましたが、単元未満株取引が認められるようになったことで、より少額の資金で株式投資を始めることができるようになりました。
ただし、単元未満株取引は、1単元以上の数量の株式を購入した場合と比較して、手数料が高くなる場合があります。
単元未満株取引を採用している証券会社は結構ある
冒頭でも少し触れましたが、すでに始めているところはありますので楽天証券は割と後発になります。
なぜ今まで単元未満株取引が採用されていなかったのか
「もっと早くやれよ」と思いますよね、大きく二つの理由があるので解説します。
日本の株式市場が単元制度を採用していたため
単元制度とは、1単元(通常は100株)単位で株式が取引される仕組みであり、これにより、小口投資家(個人投資家)が株式市場に参加するのが難しかったとされています。
証券会社にとって単元未満株取引は収益性が低い
証券会社は、取引手数料や管理手数料などの収益を得ていますが、単元未満株取引は少額の取引が多くなるため、手数料収入が低くなり、収益性が低いと考えられていました。
現在では多くの証券会社が対応
2018年に単元未満株取引が解禁され、少額の資金で株式投資ができるようになり、小口投資家の参加が増えるなど、株式市場の活性化につながっています。
単元未満株取引のデメリット
冒頭でも触れましたが、良いことばかりではありません。
- 手数料がかさむ
- 株主優待の取得が難しい
- 高値掴みリスクがある
手数料がかさむリスク
単元未満株取引を利用する場合、1株あたりの手数料が高くなることがあるため、取引コストが高くなることがあります。
購入は無料でも売却は手数料がかかったりするので、そこにスプレッドも合わさると結構響きます。
スプレッド?
「買い」と「売り」の価格差のことです。
株式Aの現在の買い価格が100円、売り価格が101円の場合、スプレッドは1円となります。
楽天証券では0.22%とされています。
勿論証券会社の利益です。
株主優待と議決権の取得が難しい
みんな大好き株主優待の取得条件は一定数量以上の株式を保有する必要があるため、株主優待を目的としている人には不向きとなります。
証券会社の各社ページに条件は記載されていますが、最低100株からですので優待は無い物と割り切って利用しましょう。
※配当金はもらえます!
議決権も単元株式(100株)に満たないともらえません、個人投資家は気にしないと思いますけどね(笑)
まとめ
楽天証券での単元未満株取引開始は良いですよね、公式でも記載されていますが楽天ポイント取引も可能です。
取り扱い銘柄は最初100と少ないですが、順次追加していくとのことです。
今まで単元株取引のために米国株中心の人も多かったでしょうし、この機会に日本株にも目を向ける人が多くなれば良いですよね。
本日はここまでにします、それでは!