情弱の米国株投資生活

アラフォーの投資ブログです

残り二日ありますが1年の総括でも【米国株投資】

おはようございます。

ようやく仕事納めですね。

少し早いですが米国株投資の総括をしたいと思います。

今年のS&P500は絶好調でした

早速ですがS&P500の年間パフォーマンスです。

SP500

S&P 500 Map

いや~素晴らしいですな!まずはM7(マグニフィセント7)から。

  1. NVDA:+177.25%
  2. META:+67.62%
  3. TSLA:+65.11%
  4. AMZN:+45.92%
  5. GOOG:+37.32%
  6. AAPL:+32.33%
  7. MSFT:+15.09%

AI需要と素晴らしい決算を繰り返してきたNVDAがトップ、これは納得できる結果ですね。

売上成長率が落ちてきているので今はちょっと落ち着いていますが、来年も騒がしてくれるでしょう。

 

一方で早い段階でAIに投資していたMSFTはパッとしません。

OpenAiとの提携や自社製品にAIを組み込む等、動きは速かったわけですが投資家を喜ばせる程の成果は出せていないということですね。

設備投資費用を回収できていない点も懸念の一つです。

 

METAはGAFAMの中で最も良い成果をあげています。

設備投資費用をできるだけ抑えて、自社SNS等にAIを上手く活用しています。

 

TSLAのパフォーマンスが良いのは、トランプ次期大統領とイーロンマスクのおかげと言えます。

ただ、TSLAは新しいモデルを発表していますが、既存の販売台数は相変わらずよろしくないので投資していくのは注意が必要でしょう。

 

AMZNも絶好調でしたね。

また、ブラックフライデーや年末商戦の売り上げも良いようなので、次回の決算も期待が大きいでしょう。

 

GOOGはちょっと逆風の大きい年でした。

しかし、その割にはMSFTより良いパフォーマンスとなっています。

決算がよかったからですね、特にクラウドサービスはGAFAMの中ではトップです。

更に、新型量子チップのウィローを開発したことも投資家の期待を膨らませています。

 

AAPLですがなんというか地味でしたね。

一応新型iphoneにAIを搭載しましたが、目新しさはありません。

売行きは悪くはなかったことで株価は持ち直していますが、中国の景気減退やサービス部門の売上低迷等で先行きは明るくないかなと、個人的に思っています。

 

まとめると今年は「NVDAの年」でした。

でも次年度からはそうはいかないでしょう。

年度後半から注目された銘柄

  • LLY:+34.68%
  • SMCI:+8.41%
  • PLTR:+352.66%
  • MSTR:+381.61%

肥満治療薬への期待【LLY】

さぁまずはLLYからいきましょう!

肥満治療薬の開発で注目されている銘柄ですが、後半はちょっと下落基調。

理由は決算ミスによるものです、肥満治療薬の売上が予想下回りました。

ただライバル社の肥満治療薬の実験結果が思わしくなかったことにより、漁夫の利を得た感じ。

睡眠時無呼吸症候群にも効くということでまた上昇しています。

製薬会社はボラが大きいので投資するなら

上場廃止の可能性がある【SMCI】

SMCIは今年の残念銘柄の一つ、去年後半はすごかったのになぁ。

前半はAI特需で良い決算を出して、S&P500に採用されました。

しかしその後の暫定決算発表を出したところパッとしないことが判明。

投資家の失望を受け下落しました。

株式分割を行い少しだけ盛り返しましたが、夏24年度の年次報告書の提出延期を発表したことにより大幅下落となります。

アナリストも投資判断を引き下げていきました。

その後も年次報告書の提出が間に合いそうにないことを受け、投資家の不安が募り更なる下落となります。

ナスダックからの上場廃止が現実味をおびることになりました。

11月になりようやく転機が訪れます。

新しい監査法人を起用し上場廃止を免れようとしたわけです。

12月9日に財務報告書の提出期限延長(2月25日まで)を承認されることで、株価は再び大幅上昇。

12月16日に再び大きく下落、金融機関から資金調達をしていることが判明。

いや~この銘柄は宝くじ的な銘柄ですね、私は手を出しません!

SMCI週足

スーパー・マイクロ・コンピューター (Super Micro Computer, Inc.)【SMCI】の株価チャート - 株探(かぶたん)|米国株

今最も熱い銘柄【PLTR】

PLTRは今年後半の主役と言っていいでしょう。

年初来のパフォーマンスは+350%と、AI銘柄の中ではとんでもない良い成績を残しています、去年のNVDAのようですね。

PLTR

最高ですねこのチャート。

  • 決算を連続でクリア
  • 米国陸軍との契約
  • MSFTの提携
  • 二つのクラウドサービスで米国政府の承認獲得

AIを一番上手く活用できている会社じゃないでしょうか。

カープCEO「民間向け事業はどう対処していいか分からないほど爆発的に伸びている。需要の到来にどう対応すればいいのか分からないほどだ」

パランティア・テクノロジーズ (Palantir Technologies Inc.)【PLTR】の株価材料最新ニュース - 株探(かぶたん)|米国株

しかしお気を付けください!PERが394倍です。(2024年12月29日時点)

つまり会社の実績に対して投資家の期待が大きすぎるということ。

NVDAと同様に良い決算でも売られる可能性は高い。

今から乗るのは、私ならしません。

来年は主役かも?【MSTR

MSTRビットコインを買いまくっている会社で、ソフトウェア開発も行っています。(Saas銘柄)

正直どんなビジネスなのかは謎が多く、ビットコイン保有率が最も高い企業として有名です。

ビットコイン 保有企業 - CoinGecko

 

なんとこの会社、年初来のパフォーマンスが脅威の+381倍とPLTRより高いです。

その理由はというと次期大統領のトランプ氏ですね。

 

トランプ次期大統領はこう言いました。

「米国を仮想通貨大国にする!」

バイデン大統領と違い、仮想通貨に寛容です。

また、仮想通貨に否定的な現在のSEC委員長を解任させることも明言しています。

トランプ氏が選挙に勝ったことにより仮想通貨全体が盛り上がりを見せました。

よってMSTRはめちゃくちゃ上昇したわけです。

半減期の翌年は仮想通貨はバブルになりがちなので、2025年は面白いかもしれませんね。

ただそれなら、時価総額100位くらいの草コインとか買った方が儲かるような気がします。

投資は自己責任で。

今年度の投資成績と来年の方針

こんな感じでした。

投資結果

ほぼNVDA売却で得た利益です、ありがとうございました。

利益確定すると税金がかかってしまうわけですが、個別銘柄をいつまでも保持するのはギャンブルすぎるので、これでヨシとしてます。

 

来年は経済が冷え込むことが予想されるのと、トランプ大統領に荒らされることを考慮にいれます。

個別銘柄に拘らず、指数とゴールド中心の投資で行こうと考えています。

他には米国経済が冷え込むなら、新興国も良いでしょう。

仮想通貨もいいですね。

 

まとめると今年は「投資家として良い年」でした。

来年は波乱があるかもしれませんが、退場しないようにがんばりたいと思います。

 

以上、お疲れさまでした。