情弱の米国株投資生活

アラフォーの投資ブログです

仮想通貨ADKとかいうものについて【破綻】

おはようございます。

今回は数年前に仮想通貨界で話題になった罪深いコインの一つADK(Aidos Kuneen)を話していこうと思います。

この件話すと怒る人(信者?)もいるかもしれませんが、まぁ結果詐欺みたいなもんですわ。

注意事項

信者に怒られるかもしれませんが、間違ってもこんな仮想通貨には投資しないで下さい。

仮想通貨はどの国も法整備がずさんなので犯罪やり放題となっています、勿論逮捕される例もありますが、ほとんどの詐欺は立証されていないです。

そもそも国内で取引されていない仮想通貨は本当に危険なので、少額投資にして下さい。

海外で有名なBinanceとかで上場されている仮想通貨でも上場廃止はあり得るので、投資するなら時価総額100位以内の物にしておきましょう。

ADK時価総額

仮想通貨全体で1532位とめっちゃ低いです、下記のサイトで確認できます。

coinmarketcap.com

勿論1位はビットコインです。

ビットコイン以外のコインをアルトコイン、そしてほとんど知名度の無いコインを草コインや種コインと言います。

ADKは種コインでしょうね、1発逆転満塁ホームランを狙おうとする輩ホイホイです。

ADK(Aidos Kuneen)の解説

一応ADKのプロジェクトを解説しますが本当かどうかはわかりません、仮想通貨のホワイトペーパーにはすごい良い感じのことが書いてあり、残念ながら日本人はそういうの大好きなんですわ。

ホワイトペーパーとは

ホワイトペーパーとは企業やプロジェクトが提供する製品やサービス、あるいは新しい技術やアイデアについて、詳細な情報をまとめた資料のことを指します。

ホワイトペーパーは、一般的に技術的な内容が含まれており、ビジネスプランやマーケティング戦略など、プロジェクト全体のビジョンや戦略についても解説されています。

要は「私が開発している仮想通貨プロジェクトは数年後こんなにすごいことになります!!是非投資して儲けて下さいね!!」ということが書いてある物です。

ADKとは

残念ながらホワイトペーパーのリンクが消えていたので(この時点でおかしい)、ネットで集めた情報をまとめます。

Aidos Kuneenは、プライバシーと匿名性を重視した分散型仮想通貨です。

Aidos Kuneenは、ブロックチェーン技術を使用しており、トランザクションの処理や新しいブロックの生成など、ネットワーク全体で分散的に行われます。

Aidos Kuneenは、完全な匿名性を提供するために、複数の暗号技術を使用しています。例えば、取引の際に生成されるトランザクションIDはランダムに生成され、送金額も可変長になっています。

これにより、トランザクションをトレースすることが難しくなっています。

Aidos Kuneenのトランザクションの処理速度は非常に高く、毎秒最大で1000トランザクションを処理できます。

また、Aidos Kuneenは、マイニングによる報酬を提供せず、完全なネットワークセキュリティを維持するために、POS(Proof of Stake)方式を採用しています。

プロジェクト①ADKETF上場させようとした

ETF(上場投資信託)として証券取引所に上場するとなれば、立派な金融商品としての証明ですのですごいことですよね。

更に株式投資家も参入してくるので値上がり期待ができますよね。

プロジェクト②オンラインバンキング(オフショア銀行)

裕福層や口座を持たない人向けにオフショア銀行を提供するサービスを進めていました。

オフショア銀行とは外国にある銀行です。

通常は法人や個人投資家などが自国外の金融市場にアクセスし、資金を運用するために使用されます。

税制上の優遇措置や金融規制の緩和、そしてプライバシーの保護を提供することで知られています。

オフショア銀行は、高い利回りや低い税金などの経済的メリットを提供することがありますが、金融犯罪や租税回避などのリスクも伴います。

したがって、オフショア銀行を利用する場合は、リスクを理解し、適切な法的アドバイスを受けることが重要です。

ADKの開発者

リカルドバドエル(通称ドン)という方が進めていたようです、最新のtweetでは体調不良により休職中ですね。

もともと金融機関オフショア銀行の職員だったようです、ADK専用の取引所を作ったのも彼です。

BTCを送金して取引することができます。

Aidos Market | Buy and Sell CryptoCurrency Securely on Internet

ほとんど稼働していないので見るだけにして下さい。

ADK公式サイト

まだ生きていますね、更新されているかどうかはわかりません。

aidoskuneen.com

ADKは一時期20倍にもなった

2018年前半では1ADK=50ドルくらいでしたが、早い段階(2017年)で目をつけていた人はこの時点で10~20倍にもなっています。

これだけ見てればそりゃ投資したくなりますよね、1万円が200万円ですもん。

その後はチャートを見てもらえばわかりますが、全く上げる気配を見せていません。

そもそも取引されていない可能性が高いです。

ADKはなぜ日本人に有名?

ニシカズさんという当時仮想通貨バブル時に一躍有名になった人ですね。

この人が20倍にして稼いだからADK知名度が爆上がりしたわけですわ。

tweet見てると本当に人生楽しんでいそうな人です羨ましい。

さすがにもうADK売り切って所持していないでしょうね、なぜかというと。

下記へ続く

ADKの何が問題か

さぁここからが最大の問題ですよ。

まずプロジェクトが全然進んでいなかったということ。

そして数年前から現在にかけてADK専用の取引所から出金できないということ

ただしBTCを取引所に送金することは可能です!

なんでやねん(笑)

以下そのことに関してつぶやいている方々です。

ADK信者達

なんかよくわからんけど、日本人?で特定の仮想通貨に惚れこんでいる人多いのですよ。

宗教とか一緒で信者がいるようですね。

さすがに目が覚めている人もいるでしょうが、ADKのことを非難すると異常に反論してくる人達です。

一応少し擁護

ADKが詐欺かどうかを完全に証明することは難しいです。

実際詐欺罪とかでドンは捕まってはいません、本当にプロジェクトを成功させたかったのかもしれません。

ただ結果としてプロジェクトは全く進んでおらず、価値も暴落しているのでポンジスキームだと言われても仕方ないのかなぁと思います。

まとめ

長くなったのでこの辺で締めときます。

私も2017年から2018年のバブル期に仮想通貨投資始めましたが、ADKは知らなかったです。

ですが当時IOCを利用したADKのようなプロジェクトはたくさんありました。

しかしBTCが暴落し仮想通貨に対する信用が下がり、取引量が少なくなると取引所は手数料で利益を得られなくなりました。

取引所の閉鎖やBTCやETHを集めて行うIOC(今でいうNFT)も立ち上がっては消えていったのです。

早く目をつけて上手いことトレードできれば稼げますが、株式投資と同様にそんな上手い人はそうそういません。

「自分だけは大丈夫上手くやれる」の精神は捨てて、冒頭でも話した時価総額の高い仮想通貨に投資して長い目で見ていきましょう。

 

それではここまでにします、長くなってすみませんでした。

 

toushi-life.hateblo.jp